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学生時代、ビデオに魅了されて以来、基本は写真だと思い写真をやっていたら照明ってどの世界でも本当に必要だと思い始めて、そうこう独学しているうちにグラフィックやファッションも作品を作る上でとても大事だと気付いて渡英してグラフィックの学校にいきながらファッションデザイナーとコラボレしたりしてチョコチョコ色んな世界をのぞいておりますが、近頃はデザインの学校に行ってたせいもあって空間デザインに興味が出てきてしまい、探究心旺盛というか、それはとても必要なんですけどもう反永久ですねこりゃ。
この間、SOHO THEATREでDV8のディレクターであるLloyd Newson様が直々講演会だったので行ってきました。
彼はダンスビデオの先駆け的存在で、例えば衣装がビビアンウェストウッドのスーツやCAMPERだったり、ロケ地をパブにしたり、従来のダンサーというものにとらわれず個性的なパフォーマ−を毎回起用している希有なお人です。出会ったのはかれこれ6年前になりますが、毎回あっというような方向性にもっていく方で、彼がロンドンで活動しているから私もロンドンに来たようなもんで。ビジュアルも振付けも方向性も私のやろうとしていることを先々やっておられてて、センスの非常によいお方なんです。
本来のコンテンポラリーアートって新しい事しなきゃいけないわけで、それがビデオダンスになっていくんですけども、世の中のメディアの発達とともにそこへ流れていったのは当然だと思いますが、もう一つは形骸化からの離脱というか、組み込まれた劇場ではなくて可能性のある建築物でその建物のために踊りを構成するっていう方法論が私のなかにありまして。
そう思って間取りがおかしい特集の本とかを立ち読みしていたら、この春、Lloyd様がTATE MODERNで全フロアー使って初の移動式ダンスパフォーマンスをやりとげられて!ああん!してやられました!しかも上の階にあがればあがるほど階級もあがっていきクラシックな振付けにかわっていって色もどんどんシンプルに最後は黒だけになって。最上階からはロンドンの夜景をバックに踊るダンサーを見ながらラストは反対の南ロンドン側をバックに労働者階級役のダンサーが屋根の上で警備員ともめてるっていう演出で、本当にTATEをうまく使ってて、まぁ今回の講演会ではその裏話なんかもあって凄く勉強になりました。 もうまじMASSIVE RESPECT!!ラヴ!!
Lloyd様が「ダンスとはヒューマニズムだよ。いつだってね。表現として階段から人が落ちる繰り返しであってもね、どこまで人を信用できるかっていうアイデアからきてるから。これってヒューマニズムでしょ。」って言った時思わず「うん!」ってうなずいてしまった私。
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